空知英秋さんの人気マンガ「銀魂」の連載開始20周年を記念した展覧会「生誕20周年記念 銀魂展 -はたちのつどい-」が、12月14日-2025年1月17日にサンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階 展示ホールA（東京都豊島区）で開催されることが分かった。東京会場に続き、大阪会場のなんばパークスミュージアム（大阪市浪速区）で2025年3月1日から開催され、岡山、福岡、愛知ほか各地へ巡回することも発表された。

　空知さんが新たに描き下ろしたティザービジュアルも公開された。空知さんが、主人公・坂田銀時の記念すべき第1訓初登場シーンを約20年の時を経てリメークした。
　「銀魂展」に向けて実施されたキャラクター人気投票「『銀魂』生誕20周年記念 オールキャラクター人気投票」で、トップ20に選ばれたキャラクターも発表された。トップ20は、志村新八、坂田銀時、志村妙、神楽、桂小太郎、土方十四郎、山崎退、沖田総悟、近藤勲、坂本辰馬、陸奥、高杉晋助、猿飛あやめ、吉田松陽、柳生九兵衛、伊東鴨太郎、月詠、阿伏兎、神威、今井信女（作中登場順）。空知さんが描き下ろしたトップ20のキャラクターのイラストが、10月7日に公式サイトほかで公開される。「銀魂展」の会場で、21位以下のランキングが発表される。人気投票は、2023年12月17日～2024年1月31日に投票を受け付け、総投票数約100万票を集めた。

　「銀魂展」は、「『銀魂』を応援してくれているファンのみなさんと共につくる展覧会」がメインテーマで、「オールキャラクター人気投票」をはじめ、数回にわたって実施されたファン投票の結果が展覧会の随所に反映される。「オールキャラクター人気投票」のトップ50のキャラクターの原画のほか、空知さんの直筆原稿などが展示される。ファン投票企画「つくってあそぼぎんたまてん」で選ばれた「感動した“○○篇”」「爆笑した“第○訓”」「ベスト“ツッコミ”」なども会場の展示で発表される。

　100点以上のオリジナルグッズも販売される。ファン投票企画「つくってあそぼぎんたまてん」の「商品化して欲しい“アイテム”」で1位に選ばれた「ぐちり屋のとっくりセット」（予価4180円）、2位の「土方十四郎（トッシ―）のブランケット in クッション」（予価7700円）、3位の「沖田総悟のドSブランケット in クッション」（予価7700円）、4位の「坂田銀時のアロハシャツ（缶バッジ付き）」（予価1万1000円）、5位の「定春のブルブルマスコット」（予価3520円）もラインアップする。

　来場者特典として、キャラクターのせりふをデザインした「オトナの教え」ステッカー付きポケットティッシュがプレゼントされる。全9種・ランダム。

　「銀魂」は、架空の江戸を舞台に繰り広げられる活劇。天人（あまんと）と呼ばれる異星人らによって支配される世界で、甘党＆無鉄砲な侍・坂田銀時が新八、神楽ら仲間たちと共に万事屋（よろずや）に持ち込まれたさまざまな事件を解決する。「週刊少年ジャンプ」（集英社）で2003年12月に連載をスタートした。「週刊少年ジャンプ」「ジャンプ GIGA」（同）で最終回を迎えられなかったことも話題になった。その後、「銀魂公式アプリ」で“最終回の向こう側（続き）”を配信。2019年6月20日に最終訓（回）に当たる「第七百四訓 天然パーマにロクな奴はいない」が配信され、“三度目の正直”でついに完結となった。コミックスの累計発行部数は5500万部以上。
　テレビアニメ第1期が2006～10年、第2期が2011～13年、第3期が2015～16年、第4期が2017～18年に放送された。2010年に劇場版アニメ「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年に「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」を公開。劇場版「銀魂 THE FINAL」が2021年に公開された。「銀魂」のスピンオフ「3年Z組銀八先生」がアニメ化されることも話題になっている。

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